令和3年度全国茶品評会1等受賞茶
品評会へ出品するために1年間丹精込めて茶園を作り、4月末に熟練したお茶摘みさんが一芽一芽丁寧に1芯2葉で手摘みしました。その後、4代目相藤直紀が長年培った技術で揉みあげた自信作でもあります。当農園の品評会にかける思い、こだわりのお茶をぜひご堪能いただければと思います。
令和3年度全国茶品評会1等、農林水産省農産局長賞を受賞した茶葉を7gを袋に入れを鮮度を保つために真空バックの袋に詰めました。急須に入れる茶葉が7g、1回分の茶葉の量です。
※量があまりございませんので限定品とりなます。
品評会は外観、香気、水色、滋味の審査が行われます。
今回の受賞茶の外観写真です。針のような芸術的なお茶に仕上がっております
水色は金色透明で、茶碗の底まで透き通って見えます。水色が薄いので、味も薄いと思われがちですが実はコクとうまみがいつまでも口の中に残る深みのあるお茶です。
ワイングラスにもあいそうな水色。 | 急須の中は鮮やかな緑色。香りも最高。 |
相藤農園の品評会出品茶は樹齢4年~10年ぐらいの自然仕立ての茶園にて4月末に熟練されたお茶摘みさんに摘み取られます。お茶摘みさんの中には当農園の茶摘みに50年ぐらい来てくれている方もおられます。 最高級の品評会のお茶を作るには、1年間かなりの労力を使って良好な茶園の状態を作っていかなければなりません。 |
写真のような感じで30人ぐらいでお茶の芽を摘んでいきます。 この品評会茶園は4月末ぐらいに1度だけ摘み採りを行い、5月末ごろ樹の下の方で刈り落とされ、また翌年の摘み採りまで1年間大切に管理されます。奥に見える弧状(カマボコ状)の茶園は普通園で一般的には機械で摘み取られます。 |
摘み方は1芯2葉(いっしんによう)で爪などで傷を付けずに、折りながら摘む(折り摘み)やり方で1芽づつ丁寧に摘みますので、普通のお茶と違い時間もかかります。 |
摘んだお茶は、長く手で持たず、すぐにかごへ入れます。 また、摘み採り後太陽の光を浴びるとお茶の温度が上がり鮮度が落ちていきますので、ある程度摘んだら涼しい場所へ移動します。 鮮度は味と香りを左右し、品評会の審査では香気と滋味に影響します。 |
お茶の摘み取りがすんだら、鮮度を保つためにすぐに蒸され製造工程に入っていきます。 ここから4代目相藤直紀が今まで培った経験と技術で製造をします。 |
品評会出品茶は約6時間の丁寧に揉みあげ、針のような濃い緑の芸術的なお茶となります。相藤農園では毎年品評会に出品し、最高のお茶を作るために日々研究しながら栽培、技術を伝承しております。 |